yStandardではGoogle Analytics設定で出力される計測タグにパラーメーターを追加するフィルターフックを用意しています。
フィルターフックを使ってGoogle Analyticsの追加パラメーターをカスタマイズする方法について紹介します。
このページは上級者向けマニュアルです。
自作のプラグインや子テーマを使ってPHPでカスタマイズする内容が含まれます。
WordPress勉強中の方は知らない単語や関数などを調べながらカスタマイズにチャレンジしてみてください。
※この機能は yStandard v4.20.0 以上が必要になります。
Google Analytics追加パラメーターカスタマイズ用フック
Google Analytics追加パラメーターカスタマイズ用フックはターゲットに設定情報を追加する gtag('config', 'TARGET_ID', {additional_config_info});
のadditional_config_info
部分をカスタマイズするためのフックになります。
フィルターフック名は「ys_google_analytics_additional_config_info
」です。
カスタマイズ例はこちら▼
add_filter(
'ys_google_analytics_additional_config_info',
function ( $config ) {
// 'key','value'は適宜変更してください.
$config['key'] = 'value';
return $config;
}
);
細かなカスタマイズをしたい場合はこちらの方法ではなく、Google Tag Managerを使ったほうが良いかと思いますが、何らかの理由でカスタマイズ用プラグインや子テーマで調整したい場合はフックを活用してみてください。
Google Analyticsの仕様については公式ドキュメントをご確認ください。
developers.google.com
カスタマイズ例:IP 匿名化
Google アナリティクスに送信されるヒットの IP アドレスを匿名化したい場合のカスタマイズ例▼
add_filter(
'ys_google_analytics_additional_config_info',
function ( $config ) {
$config['anonymize_ip'] = true;
return $config;
}
);