yStandardでは子テーマを使ってカスタマイズされることを前提に作っています
子テーマを使ったカスタマイズでは同階層に同じ名前のファイルを作成することで親テーマのテンプレートの内容を書き換えられることがほとんどですが、yStandardでは書き換えられないファイルが存在します
本記事ではyStandardの子テーマで親テーマの内容を上書きできる部分と出来ない部分について説明します
yStandardの子テーマで上書きできるところ、出来ないところ
子テーマで上書きできる部分
バージョン2以降のyStandardの子テーマで親テーマの内容を上書きできる部分は上の写真の明るくなっている部分に配置されたテンプレートファイル(.php
ファイル)です
WordPressが標準的に読み込むファイル(single.php
など)の他、template-parts
内に各パーツごとに別れたPHPファイルが対象となります
子テーマで上書き出来ない部分
バージョン2以降のyStandardの子テーマで上書き出来ない部分は上の写真の暗くなっている部分です。
主にテーマ標準のCSSやJavaScriptファイル、外部ライブラリ、表示に必要なデータのまとまりを作成する処理が書かれたファイルになります。
inc
フォルダ内のPHPにかかれている関数の上書きは出来ませんが、フィルターフックにてカスタマイズ可能な関数もあるので、必要に応じてご利用下さい