yStandard v4.8.0を公開しました
主な変更点についてのご案内です。
目次
yStandard v4.8.0 公開
よっひー(@yosiakatsuki)です。
2020年7月31日 yStandard v4.8.0を公開しました。
主な更新内容については以下の内容になります。
- [追加] WordPress 5.5向け調整
- [調整] CSS カスタムプロパティ機能の変更(
ys_css_vars
フックに影響あり)
v4.7.0 ~ v4.8.0までの修正・調整は下記をご覧下さい。
WordPress 5.5向け調整
2020年8月11日にリリース予定のWordPress 5.5向けにいくつか調整を追加しています。
開発環境などでWordPress 5.5 RC版をお試し頂いている場合、段落ブロックのline-height指定とカバーブロックの最小高さの指定でpx以外の単位を指定できるようになります。
現段階では開発者向けの変更になりますので、本番環境で上記機能を使いたい場合はWordPress 5.5の正式リリースまでお待ち下さい。
CSS カスタムプロパティ出力機能の変更
yStandardでは設定画面(テーマカスタマイザーなど)で設定した色やフォント指定をCSS カスタムプロパティとしてインラインで出力しています。
プラグインや子テーマでのカスタマイズ用機能として、そのCSSカスタムプロパティのリスト(配列)を変更するフック ys_css_vars
に変更を加えました。
引数に配列が渡されてくるので、$arg[ 'property-name' ] => 'value'
のような形で要素を追加してreturn
してあげてください。
同名のカスタムプロパティが指定された場合、後優先になります。テーマでは優先度10、その他yStandard関連プラグインでは20~99を利用しようと考えているので、ご自身でカスタマイズする場合は100以降を指定いただくと上書きできるようになるかと思います。
※開発者向け機能になります。詳細について知りたい場合はユーザーコミュニティにご参加いただいて質問してください。