2020年、yStandardは大きなアップデートやプラグインの販売など大きなアップデートがいくつかありました。
そして、来年もたくさんのアップデート、新たな取り組みを考えています。
yStandard・プラグインについて、2020年の振り返りと今後の予定についてご案内したいと思います。
目次
2020年のトピック
まずは2020年の出来事から!
時系列ではなく、話題として大きいものからピックアップしていきます。
yStandard Toolboxの販売開始
今年一番大きな出来事は「yStandard Toolbox」の販売を開始したことです。
シンプルな見た目で無料で使えるyStandardですが、実は裏側に色々とカスタマイズをしやすくする仕組みが用意されており、その仕組を使っていろいろな設定が出来るようにしているのがこのプラグインです。
yStandardの開発・配布を始めたときは「無料で高機能なテーマを使う」ことが流行りだったように思えますが、昨今は「高機能な有料テーマを購入する」ということに対して壁を感じる方も少なくなってきた気がするので、yStandardも有料化に踏み切った形になります。
ただ、今まで「無料だから」という理由で使っていただいた方に対して急に「今度から有料にします」というのは乱暴な気がするので、引き続きテーマは無料で拡張プラグインを有料にしました。
2020年9月に販売を開始し、約3ヶ月で100件近く購入いただいてます。ありがとうございます。
ありがたいことに複数購入頂いたり、「5,000円(2020年12月現在)買い切りでは安すぎるのでサブスクリプションにしたほうがいいのでは」というお問い合わせをいただくこともありました。
今後も値段以上の価値を感じていただけるよう、機能強化を進めてまいります。
余談ですが、2021年2月頃を目安に値上げを検討しているので、今が一番買いどきです。
作品事例の掲載開始
新たな取り組みとして、yStandardを使って作られたWebサイトを紹介する「作品事例」ページを作成しました。
上の写真はyStandardのTOPページに表示されているもので、ページを読み込むたびにランダムで9件表示されます。
掲載には審査がありますが、ぜひ「いい感じに作れた!」と思えるサイトができましたら応募してみてください。
(現在、審査通過率は90%ほどになっています。)
審査通過のヒントとしては、TOPページのスクリーンショットを掲載する都合上、TOPページが単純な投稿の一覧だけの場合は掲載をお断りさせていただくことが多くなっています。
イメージキャラクター登場
yStandardのイメージキャラクターの制作を「TOMONi design works」様にお願いしました。
作者の今村さんとも仲良くさせていただいているワードプレステーマ「Nishiki Pro」の「にしきちゃん」を眺めてたらyStandardのマニュアルのガイドさんとしてキャラクターが欲しいな〜と思いつき、
思いついたままTwitterでつぶやいたら、「挑戦してみたい」とおっしゃっていただいたのでお願いしました。
マニュアルページでちょっとした小技や「こういうときに便利ですよ〜」という案内を少し柔らかいイメージでしてもらう予定です。
応援方法の追加
yStandard Toolboxの販売を開始してからはプラグインを購入頂いたほうが嬉しいのが正直な話ですが…
引き続き、「無料でyStandardを利用したいけど、何かしら支援をしたい!」方向けのyStandardの応援方法に新しい応援方法を追加しました。
PCをはじめNintendo Switch, PlayPlayStation 4,PlayPlayStation 5,Xboxなど様々なプラットフォームでプレイできる世界で1億人以上がプレイする人気ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のクリエイターサポートプログラムでも応援いただけます。
(詳しくは上記「yStandardを応援する」ページでご確認ください。)
また、だいたい23時以降にフォートナイトをよくやっているので、一緒にプレイしてくださる方いらっしゃいましたらお声掛けください!
ゲームしながらになりますが、テーマの話やフリーランスとしてどうやって生活してるとかなどもお話出来るかと思います。
yStandard v4リリース
現行のyStandardは大きなバージョンのくくりでは第4世代となりますが、実は2020年にリリースしたものでした。
v4からは本格的にブロックエディター(Gutenberg)に対応しています。
今年中にCSSというか、Sassを全面書き換えしようと考えており、v5としてバージョンアップするかもしれません。
ただ、CSSクラスなどはほとんど変えないつもりなので、そこまで大きな影響は無いようにしたいと思います。
2021年にやりたいこと
ここからは2021年にやりたいことです。
具体的にやり方がわかっているものもあれば、まだ「案」の状態のものもあります。
yStandard Toolboxの機能強化
まずはyStandard Toolboxの機能強化を進めたいと思います。
2020年の後半は制作案件が重なり、なかなか開発に充てる時間と元気が足らず、進行が遅くなりました。
(時間より元気不足が原因なことが多いです…)
直近で追加を予定している機能は以下になります。
- カテゴリーウィジェットの子カテゴリー開閉機能
- 記事下エリアの広告やシェアボタン、関連記事などの並び順変更機能
- モバイルメニューのウィジェット追加
「モバイルメニューのウィジェット追加」についてはうさみクリエイトのうさみさきさんがカスタマイズしていた内容を参考に、カスタマイズ機能を追加する予定です。(うさみさきさんに相談し、機能追加については了承頂いております。)
上記モバイルメニューのカスタマイズは私も「これはいい!!」と思いましたし、このカスタマイズを参考に早速サイトに導入されている方も多かったので、機能として誰でも使えるように出来たらよいなと思った次第です。
アフィリエイトプログラムの開始
yStandard Toolboxをご紹介頂いた方にプラグインの販売額に応じて報酬をお支払いするアフィリエイトプログラムを開始したいと考えています。
構想としては、アフィリエイトプログラム参加者の方にクーポンコードを発行し、そのクーポンコードを使って購入されたプラグインの件数に応じて報酬をお支払いする形を考えています。
クーポンは製品購入割引クーポンにする予定で、商品を購入する方は割引になって嬉しい、クーポンを使ってもらう方は報酬をGETできて嬉しい、作者の私はyStandard Toolboxをお買い求めいただいて嬉しい…という未来が来たらいいなと思っています。
ただ、アフィリエイトプログラムを始めるにあたり、税務や法務の知識が無く、また誰に相談すれば良いかもよくわからず進められていない状態なので、もし詳しい方をご存じでしたらっしゃいましたら教えて下さい…
パートナー制度の開始
制作者向けの制度として、テーマを使うだけでなく、なにか受注につながる仕組みを作りたいと考えています。
パートナーの紹介ページとして連絡先の掲載や、作品事例として登録されている作品をページ内に一覧表示出来るようにしたいと考えています。
勉強会の開催
これまでユーザーコミュニティ参加者限定でオンラインもくもく会を開催していましたが、2021年からは勉強会として一般公開したいと思います。
内容ももくもく会だけでなく、yStandardの便利な使い方や具体的な設定やブロックの組み合わせを紹介する会にしていきたいと思います。もちろん、これまで通り質問を受け付ける時間も作りたいと思います。
さいごに
2020年は「機能」の強化を優先していましたが、2021年からは「使ってもらう」ための活動をしていこうと考えています。
今後ともyStandardをよろしくおねがいします。