yStandard v3.5.0公開 – WordPress 5.3対応

yStandard v3.5.0公開 – WordPress 5.3対応

2019.11.13

yStandard v3.5.0を公開しました

主な変更点についてのご案内です。

よっひー(@yosiakatsuki)です。

2019年11月13日 yStandard v3.5.0を公開しました。

主な更新内容については以下の内容になります。

  • 調整
    • WordPress 5.3で使えるようになったブロック・変更になったブロックに合わせてCSSを調整
    • 次の記事・前の記事スタイル調整
    • 汎用クラスの一部削除
    • Gutenberg用スタイルシート読み込み設定の調整

v3.4.0 ~ v3.5.0までの細々とした調整は下記をご覧下さい。

WordPress 5.3対応

今回のアップデートは主にWordPress 5.3で使えるようになったブロック、ブロックに追加された設定の対応となります。

機能的な追加・変更は特にありません。

テーマカスタマイズしている場合、AMPページの生成をしている場合は注意が必要になる部分もあるので「アップデートに関する注意点」をご覧下さい。

ブロックのデモページを作成

WordPress標準で使えるブロックのデモページを作成しました。
(ただただブロックを並べているだけですが…)

今後は「ブロックのデモ」ではなく、「ブロックを活用してこんな感じのカッコいいサイトを作れるよ!」というデモサイトも作っていこうと思っています。

アップデートに関する注意点

※主にテーマカスタマイズしている方への注意点です。

AMPページでのCSS容量に注意

WordPress 5.3対応にあたり、かなり多くのCSSを追加しました。

yStadnardでは作者が割とAMP推しなこともあり、CSSの容量にはなるべく気をつけていますが、今回のアップデートではCSS容量が2KBほど増えています。

もし、AMPページでCSS容量のエラーが発生する場合はお手数ですが、独自にカスタマイズしている内容を調整して対応をお願いします。(今後については下記を続けてご覧下さい。)

汎用クラスの廃止と今後のCSS見直しについて

今回の対応でCSSが思ったより増えてしまったので、今後、yStandardで用意していた汎用クラスを削除していくこととしました。

もともと汎用クラスはテキストエディター(クラシックエディター)でHTMLを書いたときに横並びのコンテンツを簡単に作れるようにするためのものでしたが、今ではブロックエディターで簡単に横並びのコンテンツが作れるので必要ないと判断しました。

今回は次の3つのクラスを削除しました。.flex--flow-row系、.flex--reverse系、.flex--column-reverse系(モバイル・タブレット・PC用の系6つ削除)

今後もflex~~のつくクラスは削除する予定で、横並びコンテンツはwp-columnsクラスにis-wrapなどのクラスを追加して改行できるようにするなど、CSS容量を節約しつつ今までの見た目を保てるように改良していきます。

今後について

yStandard 3.5.xで徐々にCSSの見直しと、CSSの出力処理を少し見直す予定です。

「汎用性があったほうがいいかな?」って思って用意したクラスとかがいろいろあるのですが、ブロックエディター登場からは「テーマのカスタマイズはせずにブロックの機能でいい感じにサイトを作る」という流れがある気がしています。

「カスタマイズありき」なyStandardですが、「CSSのカスタマイズしやすさ」はそのままに、なるべくHTMLレベルでのカスタマイズはしなくてもカッコいいサイトを作れるテーマにしていきます!

また、追加予定の機能のなかで早めに追加してほしい機能に投票できる仕組みを用意しました!

https://trello.com/b/9dmn1ZHu/ystandard

Trelloのアカウントが必要になりますが、「早めに欲しい!」という機能があればポチッと投票してみて下さい。

今後とも応援もよろしくおねがいします。