いつもyStandardをご利用いただきありがとうございます。
2021年にMicrosoftよりInternet Explorer(IE) 11のサポート終了について発表があり、年内にはIE 11のサポートを終了するというアナウンスのあるサービス・プロダクトが増えてきました。
このような動きを受けまして、yStandardでもIE 11(及びそれ以前のバージョンのIEも含む)のサポートを終了させていただきます。
目次
IE 11(Internet Explorer 11)のサポート終了について
yStandardはこれまでIE 11を完全にサポートしていたわけではなく、「他ブラウザと機能や見た目に違いはあるもののギリギリ見れる」程度で調整を加えていました。
2021年にMicrosoftよりInternet Explorer(IE) 11のサポート終了について発表があり、WordPressについてもIE 11のサポート終了を発表しています。
その他、国内のWordPressテーマでもIEのサポート終了、IEをサポート外としているテーマも多くなり、IEでの利用を非推奨とするサービスもポツポツと出てきました。
IEでのブラウジング時にも案内が表示されたり、Google検索についてはIEでGoogleにアクセスしようとすると自動でEdgeが開くようになっています。
このような動きを受けまして、yStandardでも2022年以降に更新されるバージョンからはIE 11のサポートを終了させていただきます。
対象になるバージョンはこちら▼
IE 11サポート終了で変わること
IE 11のサポート終了後はテーマ・プラグインでIE用に追加していたスタイルやコードを順次見直し、削除・置き換えをしていきます。
また、開発時にIEでの動作チェックもしなくなる為、IEでは動作保証が完全になくなります。
基本的にはIEに関連する質問等を頂いても「サポートを終了しましたので…」という対応となりますのでご承知おきください。
開発する側としてはIEの対応が不要になることで細々頭を悩ませていたことがなくなり、ストレス無く開発を進められるようになります。
利用者としてはIEでの閲覧が多いサイトではデメリットもありますが、ほとんどの場合開発効率アップによる機能追加の頻度アップの恩恵や、IE用のコードがなくなることにより多少の表示速度アップが期待できます。(本当にわずかな差ではありますが…)
IEでの閲覧が多いサイトはIE以外のブラウザを推奨する案内をお願いします
上の画像は2021年の日本でのブラウザ利用率に関するグラフです。
> https://gs.statcounter.com/browser-market-share/all/japan/#monthly-202101-202112-bar
IEの利用率は2021年でも2.7%あるので、サイトによってはIEでの閲覧が多いかもしれません。
そういった場合は「WP IE Buster」等のプラグインなどでIEから別ブラウザへの切り替え案内を表示するようにしてください。