yStandard v2.12.0 を公開しました。
今回は注意事項もありますので、アップデートの際にはご注意下さい。
主な変更点についてのご案内です。
よっひー(@yosiakatsuki)です。
2018年11月27日 yStandard v2.12.0を公開しました。
主な更新内容については以下の内容になります。
- 機能追加
- 【※注意点①】Font Awesome 5 対応
- パンくずリストに表示設定の「投稿ページ」に設定している固定ページの情報が出ないようにする設定追加
- 【※注意点②】Gutenberg用 CSS 暫定追加
- 機能調整
- AMP画像置換処理の調整
- imgタグを1つづつ置換する方式に変更
- srcごとにフックで処理を変えられるフック追加
- AMP画像置換処理の調整
目次
機能追加
【※注意点①】Font Awesome 5 対応
今更ながらサイト内のアイコンフォントをFont Awesome 5に変更しました。
これまでAMPのカスタムフォントとしてCDN読み込みできるのがFont Awesome 4系だったので対応をほったらかしにしていたのですが、いつの間にか5系の配信CDNも対応していたので変更しました。
あと、突然「4系の提供は終わりにするよ!」と言われても大変なので…
テーマ内部のHTMLはすべて変更しましたが、子テーマや投稿・ウィジェット等でFont Awesomeを使っている場合は変更が必要になりますのでご注意下さい。
(Font Awesome 4とFont Awesome 5では互換性が無いのでいろいろ変更が必要になります…めんどくさい…)
パンくずリストに表示設定の「投稿ページ」に設定している固定ページの情報が出ないようにする設定追加
「設定」→「表示設定」→「ホームページの表示」で「固定ページ」を選択し、「投稿ページ」を設定している場合、パンくずリストから「投稿ページ」部分を削除する設定を追加しました。
【※注意点②】Gutenberg用 CSS 暫定追加
WordPress 5.0から登場するGutenberg(ブロックエディター)に対応するCSSを追加しました。
Gutenbergプラグインを有効にしている or WordPress 5.0以上を使っている場合にCSSを読み込みます。
ただし、テーマ独自のAMP機能を使っている方は注意する必要があります。
Gutenberg用のCSSを読み込むと、yStandardテーマ本体のCSS容量が43KBとなり、AMPとして有効な50KBまで余裕がなくなります。
子テーマや追加CSSで追加しているCSSの量によってはAMPエラーが発生する恐れがあるので注意して下さい。
Gutenberg用のCSSが不要な場合はカスタマイザーの「[ys]デザイン設定」→「ブロックエディターCSS設定」→「ブロックエディター対応のCSSを読み込む」のチェックを外して下さい。
Gutenberg用のCSSが無くても、段落ブロックや画像ブロックなどだけでコンテンツを作る分には特に問題はないはずです…
Gutenbergの完全対応はyStandard v3にて予定しています。
まとめ
yStandard v2の開発は一旦ここらへんで区切りとなります。
いくつか追加予定の機能などがありましたが、それより何よりGutenbergに対応する方向で動きます。(お仕事的にそれほど余裕がないのですが…)
v3では、デザイン的なバージョンアップ、CSSの容量削減・読み込み形式の変更、記事下エリアの大幅な機能見直しを予定しています。
おたのしみに!
それにしてもGutenberg登場で、独自AMP機能をもっているテーマは結構苦しいのではないかと思います…
WordPress 5.0に含まれるGutenberg用のCSSの容量を確認したら、圧縮済みで26KBですからね…
テーマ側でうまく(軽く)書き直さないとやってられないと思いますよ…
僕は書き直します…
yStandard v3はできれば年内にリリースしたいです…(できれば…)
yStandardのこれからも応援よろしくおねがいします!
ではまた。